睡眠リズムが乱れると起こる「概日リズム睡眠障害」とは?

Medical 2014年05月22日(木)

睡眠リズムが乱れると起こる「概日リズム睡眠障害」とは?

概日リズム睡眠障害アイキャッチ

概日リズム睡眠障害

「概日リズム睡眠障害」とは、生活の変化が体内時計にも影響を及ぼすため、夜に眠れなくなり、昼間に強烈な眠気がやってくるなど実際の昼夜のリズムと自分の体内時計のリズムにずれが生じ、社会生活に困難が生じる睡眠障害のことをいいます。

人間の体内時計は太陽の光を浴びることでリセットされています。そのときに、実際の昼夜のリズムとの調整が図られることがわかっています。

また、これまでの研究から、朝の太陽の光は体内時計を早め、夕方の光は体内時計を遅らせるということがわかっています。朝は太陽の光を浴びて遅れていた体内時計をもとに戻し、夕方以降は体内時計を遅らせてしまう強い光を浴びないように気をつけると、体がリラックスして、眠気が生じやすくなるのです。

現代の生活では四六時中明るい光を浴び続けたり、逆に暗い部屋でずっと過ごしていたりすることがあります。そうすると、体内時計は、外部の時間とのズレを調整できなくなってしまいます。

よく似た症状は時差ボケ?

体内時計を24時間周期に同調させることができないために生じる睡眠障害が概日リズム睡眠障害のメカニズムだといわれています。わかりやすい似た症状の例として知られているのは、出張や旅行などで海外に行った際に起こる「時差症候群(時差ぼけ)」です。

これは、飛行機などを利用して、短時間で長距離を移動した際におきます。症状としては、睡眠リズムの混乱、頭痛、倦怠感、食欲不振などの身体的な不調が現れます。いつも通りの生活を送っているにも関わらず、このような症状が現れた場合は「概日リズム睡眠障害」かもしれません。

概日リズム睡眠障害の危険度チェック

それでは自分の生活習慣と照らし合わせて、概日リズム睡眠障害の危険度を自分でもチェックしてみましょう。

●夜更かしをしがちである

●寝る前にパソコンや携帯電話を見ている

●朝食を摂らないことが多い

●食事の時間が不規則になりがち

●朝日を浴びることがほとんどない

●就寝、起床時間が日によって違う

以上のような生活習慣が当てはまり、自覚症状のある方は概日リズム睡眠障害の危険性があるといえるでしょう。

日中の不調を改善するために、場合によってはカウンセラーと相談しながら生活習慣を見直してみましょう。

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