睡眠のカギは副交感神経にあり! ストレスは副交感神経の敵だった

Medical 2014年05月21日(水)

睡眠のカギは副交感神経にあり! ストレスは副交感神経の敵だった

ストレスと副交感神経の関係アイキャッチ

“質の悪い睡眠”と“質の良い睡眠”

「しっかり寝ているのになんだか体が重い」というような経験は誰にでもあるのではないでしょうか。これは、じゅうぶんに睡眠時間をとっているはずなのに熟睡感が得られていない眠りのことです。

寝入ってすぐに熟睡できないままレム睡眠(浅い眠り)が多くなってしまって、結果的に脳も体も休息がじゅうぶんにとれなかった“質の悪い睡眠”といえます。

反対に睡眠時間が短くても、寝入りばなの3時間に熟睡できて脳がしっかり休息し、気分爽快で目覚められたら“質の良い睡眠”といえるのです。

睡眠の目的は、脳と体(内臓)の休息をとることです。私たちの眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠が1セットとなって90分周期で現れます。その周期を中断せず、レム睡眠状態で目覚める形が最も爽やかな目覚めになるわけです。

“質の良い睡眠”を邪魔する最大の敵は?

人の就寝中は、副交感神経に支配され、体温も低下し、脈拍数・呼吸数低下状態のリラックスモードに入っています。このような状態にスムーズに入るためには、就寝前も副交感神経が優位になったリラックスモードでいる必要があります。

寝る直前まで騒いでいたり、仕事をしていたりすると、脳の興奮も静まりません。また、暴飲暴食をすると胃腸が活発に活動し、脳も緊張・興奮状態になってしまいます。ストレスや筋肉・血管の緊張を起こし、身体的にはイライラした状態といえるでしょう。

このような状態のままベッドに入っても交感神経から副交感神経へと切り替わるまで時間がかかり、なかなか眠りに就くことができません。

そこで、眠る前には心をリラックスさせて、胃腸も消化活動を終えた状態で就寝することをおすすめします。内臓の休息は自覚をすればある程度コントロールできますが、ストレスを解消し、心を休息モードにするのは努力が必要です。ストレスは、副交感神経の大敵なのです。

就寝前の副交感神経モードが“質の良い睡眠”のカギ!

ノンレム睡眠のときは脳の、レム睡眠のときには体の休息が行われます。1日中活動している脳を十分に休息させないと体の休息も不十分になってしまいます。

特に、ノンレム睡眠の最中で目覚めたりすると、熟睡を妨げられたという不快感によりどんより重い気分で1日が始まってしまうのです。

睡眠の質を上げるには、副交感神経がリラックスした状態で就寝準備をし、脳の休息を主にする“90分の倍数”の睡眠時間をとるのがコツです。さらに言えば、それがレム睡眠であるとベストです。脳の休息をしっかりとることで、成長ホルモンも分泌され、正常な睡眠サイクルも作れるので、より充実した休息ができます。

いかがでしたか?

副交感神経を優位にした就寝モードでベッドに入って、良い夢を見ながらレム睡眠で目覚められたら、爽やかモードで目覚めることができますよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

寝る直前に食べない方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら
9月3日は「睡眠の日」 50台から考える!良質な睡眠が導くイキイキ生活
ネムジム食堂