うつぶせ寝は、それほど悪くないらしい

Lifestyle 2014年05月10日(土)

うつぶせ寝は、それほど悪くないらしい

うつぶせ寝アイキャッチ

「あおむけ寝」は寝相がいいは、幻想だった!?

寝相がいいと聞いてイメージされるのは、「気をつけ」の姿勢のまま眠っている姿です。この「あおむけ寝」は、人間にとっても、医学的にも、一番理想的な正しい姿勢だと思われている節がありますが、それは単なる思い込みのようです。

なぜなら、「あおむけ寝」の反対ともいえる「うつぶせ寝」のほうが、体にとって心地よく、睡眠の質も上がるという意見もあるからです。さらにうつぶせ寝だと睡眠時に気道が塞がれ、呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」を防ぐことができるというメリットもあります。

確かに寝相がいい悪いということに関して見た目だけで判断すれば、「あおむけ寝」のほうに軍配が上がるかもしれませんが、実は体にとっては「うつぶせ寝」のほうがいいと考えられるポイントがあるようです。

「うつぶせ寝」は動物の睡眠スタイルの基本

動物は基本的にうつぶせに寝ます。確かに、内臓は体の前についているため、お腹をむき出しにした状態だと、無防備すぎるように感じます。動物にとっては、うつぶせ寝のほうがリスクも低いのでしょう。

実はこのリスク、人間も同様なのです。うつぶせ寝は、内臓を守ることができるだけでなく、呼吸の観点からもいいといわれています。睡眠中は腹式呼吸が優位になるために、うつぶせ寝のほうが呼吸しやすいそうです。あおむけになると、腹式呼吸をする際の肋骨の動きがブロックされてしまうからです。

うつぶせになったほうが胸が圧迫されて呼吸しにくいのではないか、と思われるかもしれません。もちろん、うつぶせ寝をすると息苦しさを感じることがありますが、それは腹式呼吸に慣れていないからで、うつぶせ寝を始めて2週間も経てば、その呼吸パターンに慣れてくるといわれています。

びっくりするほど多い「うつぶせ寝」のメリット

人は体力が弱ると、自然と「うつぶせ寝」になるといわれています。

人間も、動物と同じように、もっともリスクが低く、心地いい姿勢を自然ととるようになるのだそうです。

「うつぶせ寝」には、外敵から身を守る、呼吸のしやすさのほかにも色々なメリットがあります。例えば、いびきをかきにくい、血液の循環がよくなるという点です。「あおむけ寝」は背骨の太い血管が圧迫されるので、これまであおむけに寝ていた人が、うつぶせに寝ると血流がよくなることから、睡眠の質がよくなるとすらいわれています。

ここまでいいことづくしの「うつぶせ寝」、ぜひ実践したいところですが、最初は慣れない姿勢に違和感を覚えやすいものです。無理をせず、首や肩の筋肉をほぐしてから寝たり、クッションや枕などを顔や胸の下に入れたりと、色々と工夫して慣らしていくのがいいでしょう。

最近では、うつぶせ寝用のマットレスやベッドなども出ています。

上手に「うつぶせ寝」を活用して質のいい睡眠を手に入れましょう!

【参考】
中野薬房「うつ伏せ寝が体にいい」
作業療法士 菅原洋平「うつぶせ寝の方が長生き!」

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