“良い睡眠”は重要な心身のメンテナンス時間!

Health & Beauty 2014年05月07日(水)

“良い睡眠”は重要な心身のメンテナンス時間!

睡眠は心身のメンテナンスアイキャッチ

ナポレオンの3時間睡眠は幻想?

「ナポレオンは3時間睡眠で戦っていた」という説は有名ですよね。忙しい人の中には、「“良い睡眠(深い眠り)”ができれば3時間睡眠で健康が維持できる」と誤解している人もいるかと思います。しかし、この説を独協医大越谷病院のこころの診療科教授の井原裕(いはら ひろし)医師は否定し、「ナポレオンの幻想」説を唱えています。

井原教授の「ナポレオンの幻想」説とは、ナポレオンの3時間睡眠には根拠が無く、闘いで活躍できたのは、日頃の体力の備えがあったからに過ぎないそうです。実際にナポレオンの就寝時間は確かに3時間だったといわれていますが、ナポレオンは昼間の会議中に居眠りが多かったので3時間睡眠で心身の回復をこなしていたとはいえないそうです。

「ナポレオンのような英雄になるために」むしろ規則正しい食生活と良い睡眠で心身のメンテナンスをしっかり行い、普段から体調を整えていることの方が大切といいます。

心身のメンテナンスは夜間作業

井原教授の説によると、「睡眠は休息」という説は間違いで、医学的には睡眠時間にこそ心身のメンテナンスが行われるので、休息というよりは、「睡眠はメンテナンス時間」といった方が正しいそうです。

睡眠中に体内では免疫力・治癒力が活発となり、成長ホルモンの分泌が高まります。その効果で筋肉や骨・血液・肉・髪の毛・爪等々体のあらゆる分野の細胞分裂が活発になります。甲状腺刺激ホルモン・性腺刺激ホルモン・副賢皮質刺激ホルモンなどの分泌も高まります。

これによって代謝が活発になり、女性は授乳期の母乳生成機能や妊娠継続機能の調整、子宮・卵巣の機能調整による妊娠や月経の機能調整、男子は精子形成の機能調節が行われます。

このようにホルモン分泌による指令によって、人体という工場では、夜に細胞分裂による製造活動が行われます。また、記憶を定着させる免疫機能も活発になるので、心のメンテナンスも行われます。嫌なことは眠ると忘れられるというのも、心の整理が寝ている間に行われるからというわけです。

心身のメンテナンスには“良い睡眠”が重要

「お酒を飲むとよく眠れる」と言う人がいますが、この説は間違いです。寝つきは良くても浅い睡眠ばかりで深い睡眠ができないばかりか、途中で何回も目が覚めるような場合も多いことが被験者の脳波測定によって医学的に証明されています。

例えばアルコールをたくさん飲んで23時頃寝ると夜中の3時にはアルコールの血中濃度が下がるので、アルコールの力だけでは眠りの継続は不可能との調査がありました。ホルモンの分泌が活発になるのは深い眠りのときなので、お酒の力で眠るのは止めましょう。“良い睡眠”は深い眠りのことで、この深い眠りが心身のメンテナンスには重要なのです。

ナポレオンのような英雄になりたいのであれば、皆さんも深い眠りを十分にとって日頃から体調を整えておきましょう!

 

Photo by ℓαurα.Kαthαrinα

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